タジン鍋は不思議な形

タジン鍋、知っている人も少ないのではないでしょうか。初めて聞いた時は、他人(タニン)鍋と聞き間違ったので。牛肉と卵の鍋料理かなと思いました。親子丼の鶏肉が牛肉になっている丼物で、「他人丼」っていうのがあるでしょう、それと勘違いしていました。
次に聞いた時は、正確に「タジン鍋」と聞き取ったので、韓国料理かなーと思っていました。タジンはモロッコ産の料理だそうです。モロッコ国の場所は分かりますか?私は正確には答えられませんでした。地中海に面したアフリカの上の方に位置する国だろうと、あやふやな位置しか分かりませんでした。正確には、地中海と大西洋を繋いでいるジブラルタル海峡の所にある国です。
モロッコでのタジンの意味は、じっくり煮込んだ肉や野菜のシチューのことのようです。その、煮込んだシチューを作るのがタジン鍋です。この、鍋は不思議な形をしています。蓋が三角錐です、その頂点に丸い突起がついています。そして、蒸気が抜ける穴がありません。どうして、蒸気を逃がす穴がないのでしょうか。鍋も環境によって作り方が変わるのだなと感じさせます。砂漠の国だから、貴重な水を大事に使うように穴がありません。日本のような水が豊富にある国に住んでいると、水が少ない生活は考えられませんね。
日本でもタジン鍋を作っているメーカーがありますが、この鍋には穴がついていますから、本物のタジン鍋の仕様ではありません。只、日本で料理をする場合は都合が良いようです。他にも、ヨーロッパ産の鍋があります。モロッコ産と同じ形なのに、アメリカの鍋はアメリカ風に、フランスの鍋はフランス風に、IKEAブランドの鍋はIKEAのデザインになっているから不思議です。モロッコではスーパーで買えるそうです。その土地の料理は、その土地の食材と調理器具をつかって、その土地の気候で食べると美味しいでしょうね。